記念日になるはずだった今日･･･

今日、2月18日は記念日になるはずだった日です。

2月18日は彼女が山梨に来た日なのです。

一年前･･･

東京のフェリー乗り場に彼女を迎えに行った・・・

一ヶ月ぶりに会う彼女・・・

とても不安そうな顔をしていました。

決して不安にさせない。

そう心に決め、彼女と同棲を始めました。

2人で不動産屋に鍵を受け取りに行き、そのまま電気屋へ。

冷蔵庫と洗濯機、炊飯器を届けてもらうようにしてもらいホームセンターへも行きました。

鍋や包丁、生活用品を2人で選んで2人で部屋を片付け。

楽しくて楽しくて。

これから始まる幸せな時間。

ずっとずっと一緒だと思って疑わなかった二人の時間。

でも・・・

たった半年でそれが終わってしまいました。



後悔ばかりが胸を締め付けます。

あの時こうすれば・・・

あの時こうしなければ・・・

そんなことが毎日毎日頭の中をグルグルと回りずっと忘れられません。



少しのすれ違いがいつの間にか大きなズレとなってしまい、それに気付かなかった自分。

彼女が言った

「考えは話さなければ伝わらないんだょ？」

今思うとその通りだった。

お互い話し合わなかったのがいけなかった。

彼女は言った。

「どっちが悪いんじゃない。お互いが悪かった。」

そういってくれた。


伝えたいこと。

伝えていたつもりだった。

でも全然伝えられなかった。

ゴメンネ。

ほんとは怖かったんだ。

伝えたら嫌われるんじゃないか。

伝えたら負担になってしまうんじゃなか。

そんなこと思ってた。

逆に伝えないことが別れる原因になるなんて思いもしなかった。



今なら伝えられると思う。

彼女が教えてくれた自分の欠点。

少しずつ意識して直してるんだよ？

少しずつ前へ進めてるんだよ？

でも君がいないとダメなんだ。

道がはっきりと見えない。

今まではっきりとしていた道が突然消えてしまった。


道を探すのに必死でもがいてるけど・・・

まだ時間掛かりそうだよ。


最後に・・・


君へ　

一年たったけど気持ちは一年前と何も変わらない

この部屋を出て行く君を見送るのももう終わりだね

新しい彼氏と幸せになってください

幸せな顔を見るのが俺の幸せだから

でも

決して忘れないで下さい

君をずっと愛している男がいるということを

不器用だけど全力で君のことを思っていることを

そして

もし

もしよければ

また君と一緒にこの部屋で暮らしたい

ずっとこの先

離れることが無いように

叶わないかもしれないけれど

まだ君を好きでいさせてください

一年間ありがとう

ありがとう

 

 

 

 

 

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